
平素よりウェルチアレン製品をご愛用いただき、誠にありがとうございます。
719-3USB充電リチウムハンドルは、レオスタット方式(可変抵抗方式)を採用しており、レオスタット部(点灯させる時に回す部分)で光量を調整できるシステムを採用しています。
レオスタットの動きに合わせて、内部では、摺動子(機器や装置の中で、こすりながら滑るように動く部分)が抵抗体の上を滑るように動き、電流量を調整することで照光の明るさを変化させています。また、操作時に感じられる「カチカチ」というクリック感は、レオスタット内部に設けられた小さな凹凸とバネの仕組みによるもので、一定の位置でレオスタットが止まりやすくなり、光量を段階的に調整できるようになっています。その動きが分かり易い動画のリンクを貼っておきます。下記の動画の0:39部分からご覧ください。
このため、レオスタットを一気に最大光量位置まで急激に回した場合、
・瞬間的な電流変動(突入電流)による接点焼損、
・摺動接点および抵抗体表面の局所的摩耗、
・振動的衝撃による接触圧の不均一化、
などが発生し、結果として接点不良や照光不安定の原因となる可能性があります。
このようなトラブルを防ぐため、光量を上げる際は、クリック感を感じながら一段階ずつ、ゆっくりと回すようご注意ください。
この操作を心掛けることで、接点部の摩耗を抑え、長期間にわたり安定した照光性能を維持できます。
引き続き、正しい操作方法へのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

